日本では、主夫ってまだまだマイナーな存在ですよね。
育児後進国の日本では、主夫の割合は相変わらず低いです。
私も日々、好奇の目にさらされています。
今回は、未だ少数派である主夫のストレスに関しての記事です。
主夫の世間的なイメージ

世間からしたら、主夫とはどんなイメージがあると思いますか?
今回は良いイメージと悪いイメージそれぞれ2点ずつ紹介します。
世間が持つ主夫のイメージ(良い意見)
・現状はまだ主夫の数が少ない中で、主夫になる勇気がすばらしい
・体力的に男性の方が家事育児に向いていると思う
こういう意見を目にすると、「分かってくれてる人はいるんだなー」と少し泣きそうになります。
私も主夫として毎日の育児家事を通して、こんな重労働はむしろ男性に向いていると思います。
干す前の重い洗濯物や重い買い物袋だけでもそうですが、家事をしているときの子どもの抱っこなど大変なことが沢山です。
暑い夏は、子どもをおんぶしながらの皿洗いと料理がとにかく大変ですよね。
クーラーを付けていても汗がダラダラ流れる中での育児家事は、男性の私でもキツいです。
こんな大変なことを女性にばかり押し付けている社会が、育児後進国の日本です。
世間が持つ主夫のイメージ(悪い意見)
・奥さんに食べさせてもらっている情けない夫
・世間的に恥ずかしいというイメージ
この悪いイメージは私も過去に実際言われたことがある内容なので、悪いイメージとしては正しい内容ですね。
職場の男性に「女に養われて恥ずかしくない?」と言われたことがあります。
育児後進国である日本では、こういう意見を持つ人がいるのは必然かなと思います。
女性進出を謳っている政府が女性の安定した収入を確保していないため、人材が叩き売りされることで低賃金の女性が増え「女性が働く=重労働」となるんだと思います。
狩猟時代であれば「女性が働く=重労働」という考えは分かります。
しかし、現代は狩猟時代ではありません。
働くと一言で言っても、デスクワーク勤務の方も多いです。
野生動物のように「オスが狩りをしてメスが子を守る」を押し付けるのは、止めていただきたい。

ちなみに、私の妻もデスクワークです。
少数派である主夫のストレスを紹介

少数派である主夫だからこそ、ストレスがありますし「主夫は気楽!」ではないです。
主夫である私のストレスを少し紹介します。
家事育児のストレス
家事育児のストレスは主婦・主夫である以上もちろんあります。
しかし、主夫はママ友の様な存在を作りづらい立ち位置です。
コミュ力高い積極的な主夫であれば、ほいほいママ友の集団に入っていけると思います。
しかし、そうでないタイプの主夫ももちろんいますよね。(私です)
家事や育児で悩みや不安、ストレスがあっても相談できる人が限られてしまいます。
悩みやストレスって人と共有するだけでも和らぎますよね?
それができないのがとてもストレスです。
保護者会や行事でのストレス
私としては、主夫としてこれが一番のストレスです。
園や学校での保護者会や行事では、保護者同士が関わる機会が結構ありますよね。
学校はまだ男性の保護者の割合が増えますが、園での場合はほぼ女性の割合が占めます。
サークルを作って椅子に座る場合は私の両隣が空席になったりします。(←私はこれを公開処刑と呼んでいます。笑)
ママ友の決断力は強く、普段から絡んでるので園以外でのプライベートでもよく遊んでいる様です。
そんな集団の中に、肩身の狭い思いをしながら居続けなければなりません。
園への送り迎えで話す同じクラスのお母さんも、行事などの際は私から距離を取ります。
なんでだろうと思っていましたが、「他人の旦那と親しくしていると変な目でみられるからじゃない?」と妻から言われ納得しました。
主夫の割合が増えればこのストレスはなくなると思いますが、この社会ではまだまだ先のことだと覚悟しています。

コロナウイルスの感染拡大の影響で集団で集うことが激減し、公開処刑(ママさん達から距離をとられる)の機会はなくなりました。
皮肉なものです。
さいごに
電動アシスト付き自転車で、子どもの送り迎えや買い物へ行ったりするとすれ違いに三度見など何度も見る人が結構多くいます。
主夫が珍しいのは分かりますが、これもかなりストレスです。
育児後進国である日本の意識が変わることを願っています。
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