スライムの作り方を子どもと一緒に学んで、完成したスライムで一緒に遊ぶ。
これって、ただの遊びの様に思えてしまいますよね。
しかし、このスライム作りは子どもに学ぶ楽しさを感じてもらいたい際に最適!
スライム作りは家庭で簡単にできて、家計にも優しいので家庭での幼児教育にぴったりなんですよ!
皆さんも是非、ご家庭でスライム作りに挑戦してみてください。
・スライム作りのねらい
・スライム作りと遊びの効果
スライム作りに使用した材料
まずは、スライム作りに使用した材料を紹介します。

・ホウ砂4g(※間違えてホウ酸を購入しなように注意してください!)
・食品添加物少量(着色料などの食紅)または絵具
・洗濯のり100ml(※PVAと記載されているもの)
・クッキングスケール、割りばし、使い捨てカップ2つ、計量カップ
ホウ砂とホウ酸を間違えて購入しないように注意してくださいね!
スライム作りに必要なのはホウ砂の方です。
ホウ砂は4gしか使用しませんが、ドラッグストアなどで販売されているホウ砂は大体50gのものが多いです。
食品添加物の食紅は少量しか使いません。食紅が無い場合は絵具でもOKですよ(^^♪
食紅はスーパーで売られていることが多いです。
洗濯のりは、PVAと記載されてる洗濯のりを使用します。PVA洗濯のりはドラッグストアで購入できます。
我が家は割りばしが無かったので、捨てる予定だった箸を使用しました。
また、使い捨てカップについては大きめのカップがオススメです。
混ぜ合わせたものがスライムっぽくなってくると、小さいカップの場合混ぜにくいです。
また水と洗濯のりを各100mlの合計200mlをカップに入れるので、少なくとも200ml以上入る使い捨てカップを選ぶ必要があります。
スライム作りに必要な費用
割りばし、計量カップとクッキングスケールはご家庭にあると思うので費用のリストには載せていません。
・ホウ砂50g→税込みで約650円(ドラッグストアでの値段)
・PVA洗濯のり750ml→税込みで約150円(ドラッグストアでの値段)
・食紅2g→税込みで約220円(スーパーでの値段)
・使い捨てカップ400ml用6ケ入り→税込みで約110円(100均ショップでの値段)
スライム作りに必要な費用の合計、約1130円
必要な費用をパッと見た感じ、高く感じますよね。
でも大丈夫です。
標準の大きさのスライムを作るのに、ホウ砂は50g中4g、食紅は少量、洗濯ノリも750ml中100ml程度しか使用しないので、少なくとも7回はスライムを作れます。
7回もスライム作りができてこの費用であれば、低コストですよね!
ちなみに、私はホウ砂をネット注文しました。
ホウ砂を購入しようと近所のドラッグストアへ出向きましたが、運悪くホウ砂がありませんでした。
他のドラッグストアへも出向きましたが、品切れだったのでネット注文にしました。
何か所も確認してホウ砂を購入するのが面倒であれば、ネット注文がオススメです。

愛車のギュットアニーズで子ども達を連れてホウ砂を探し回ったのに、結局骨折り損でした。
初めからネット注文でホウ砂を購入しておけばよかったと後悔しました・・・・( ノД`)
スライムの作り方
ホウ砂は子どもの口に入らないように注意してください。
幼児と一緒にスライム作りをする場合は、大まかな作業は保護者が行い、食紅を入れるときなど安全が確保できる作業はお子さんに任せてみてもいいかもしれません。

子どもが急にホウ砂液に手を出して、ペロっと舐めてしまったりすると大変です。
子どもから目を離さないようにしてください。
スライム作りの大まかな流れ

①洗濯のり液を作る
↓
②ホウ砂液を作る
↓
③①の洗濯のり液に②のホウ砂液を少しずつ加えて素早くかき混ぜる
↓
④適度に固まったらスライムの完成
スライムの詳しい作り方





A: 計量カップで洗濯のりと水を各100mlずつはかり、1つの使い捨てカップへまとめて入れて割りばしで混ぜておく(以降これを洗濯のり液と呼びます)
B: 計量カップで水50mlをはかり、クッキングスケールでホウ砂4gを計りAとは別の使い捨てカップへまとめて入れて割りばしでよく混ぜておく(以降これをホウ砂液と呼びます)
C: Aで作った洗濯のり液に絵具や食紅などを入れて好みの色を付けておく
D: Aの洗濯のり液にBで作ったホウ砂液を少しずつ加えて素早く混ぜる
E: ほどよく固まったらスライムの完成
※Bで作るホウ砂液はホウ砂が水に完全に溶けなくてOKです
※Dで洗濯のり液に加えるホウ砂液は全て使い切らなくてもOKです
粉末の食紅は、事前に少量の水に食紅を溶かしておくと楽です。
私と子どもがスライム作りした時に目薬の容器があったので、今回は食紅液入れとして容器を再利用しました。
スライム作りのねらい
粘土遊びの際もねらいを設定しましが、子どもの成長を把握するために今回もねらいを設定します。
ねらいを設定するだけで子どもの苦手と得意を把握できるのと、遊びの内容が濃くなってより一層充実した学びになります。
ねらいについては、粘土遊びの記事でも書いているので一読ください。↓↓
スライム作りのねらいを設定する
スライム作りでの学びのねらいは下のリストの通りです。↓
・スライム作りを通してなんでだろう?と疑問を抱けるようにする
・スライムの性質に気付く
・一緒に協力して何かをつくる楽しみを感じてもらう
・科学を楽しんでもらう
洗濯のり、水とホウ砂であんなムニムニしたスライムができるのって不思議ですよね?
その、なんでだろう?どうしてだろう?が本当の学問なんです。
疑問に思うことは、学びにとって必要不可欠ですよね。
なんでだろう?と思うだけでも、スライム作りをした甲斐があります!
また、スライムを作って遊ぶことでスライムの性質を理解できますし、親子で一緒にスライムを作ることで、協力して作る楽しみが味わえます。
また、科学に対して楽しいと思ってもらうことも、ねらいの一つです。
これだけでも十分な学びになりそうだと思いませんか?(^^♪
ねらいを意識して子供とスライムを作って遊んでみる
作り方は、「スライムの作り方」で紹介した通りです。
作るときには、作る様子をしっかり見せてあげてください。
「なんでだろう?」や「不思議!」と思ってくれれば、スライムを作った甲斐がありますよね。

伸ばしたり、丸めたり、叩いたり、潰してみたりしてスライムの性質をもう把握したようです。
「百聞は一見に如かず」ですね!

トミカを持ってきて、スライムに押し付けて型を取ってみました。
色々な遊び方をすることで、スライムの性質が理解できます。
スライム作りを通して期待できる効果
スライムで遊びながら、スライムの性質を理解することができます。
その際に観察力を鍛えることができます。
一緒にスライム作りをすることで協調性を養えます。
さらに、科学に対して興味が出てくる。
スライムの作り方や発展した実験を通して、更に色々な効果がありそうですよね!
まとめ
小学生くらいの年齢であれば、完成後のスライムに塩を入れて混ぜてみるなど発展した実験をするのも良いと思います。
ちなみに、塩を入れて混ぜると水分と個体に分かれます。
塩と水、洗濯ノリとホウ砂とに分かれてしまうんです。
スライムだけでも色々な実験ができるので、是非試してみてください。

何度もお伝えしていますが、子どもの口にホウ砂が入らないよう注意してください!
幼児の場合は、ホウ砂と水を混ぜる作業&ホウ砂水と洗濯のりを混ぜる作業は保護者が行ってください。
また、お子さんがスライムで遊んでいる最中も、お子さんから目を離さないようにしてください。