子どもは、親が思っている以上に親の話をしっかり聞いていますよね。
日本では本音と建前を使い分けることを何気なくしています。
しかし、その建て前は子どもを傷付けているかもしれません。
今回は、無意識に子どもを傷付ける親の言葉についての記事です。
・子どもを用いた謙遜について
・無意識に子どもを傷付ける親の言葉

この記事は約3分で読めます。
子ども本人の前で謙遜すること

○○ちゃんは目が大きくてカワイイね!

あら、そんなことないわよ!
うちの子なんて、目が細くて将来が心配。
Aさんの○○ちゃんは目が大きくて羨ましいわ~!
ママ友や知人と話す際、相手から子どもを誉められて子ども本人がいる前で謙遜することはありませんか?
これは、子どもの自尊心を傷つけているかもしれません。
その謙遜は必要ですか?
そもそも、謙遜は自身の能力や価値などを低くして相手の立場を良くするものですよね。
つまり、相手に不快を与えないために自分を低く見せるということです。
しかし、ママ友との話などで謙遜する際に子どもの能力や価値などを下げていませんか?
日本は本音と建て前の社会ですが、子どもが嫌な思いをする様な謙遜は必要ないように思えます。
子どもを用いて謙遜すること
子どもの前で相手に対して謙遜する際、自分ではなく子どもの能力や価値を低くしてしまいがちです。
これは相手に対する建て前ということもありますが、子どもと親自身を同視していることからくるものだと思います。
ずっと子どもの身近にいた親としては気付くことが難しいですよね。
しかし、その子が他人の子であれば謙遜してその子を低く見せることはありません。

Cさんところの○○ちゃんは目が大きくてカワイイね!

あら、そんなことないわよ!
○○ちゃんの目は細いから将来が心配。
Aさんの○○ちゃんは目が大きくて羨ましいわ~!
↑↑主婦AさんとBさんの会話の様に、勝手に他人の子を話に持ち出して謙遜することなんてありませんよね?
子ども本人の前で、話し相手に対して子どもを用いて謙遜するということは、同視しているから起こることです。
つまり、親が自分の子どもを自身と同視し、子どもを1人の人として捉えていないことで相手に子を用いて謙遜してしまうのです。
謙遜するのであれば親自身の話の際に限り行い、子どもが褒められたら素直に「ありがとうございます!」でいいのではないでしょうか?
本音と建前の社会である日本では、子どもを誉められて素直にお礼を言うことは難しいことかもしれませんが、無駄な謙遜で子どもを傷付けるのは避けるべきです。
子どもの自尊心を無意識に傷つける親の言葉
子どもを用いて謙遜することは、子どもの自尊心を傷つける行為でもあります。
もちろん親は意識して傷付けているのではなく、話し相手のことを考えて謙遜する結果、無意識に子どもの自尊心を傷付けてしまいます。
子どを用いた謙遜以外にも、子どもを無意識に傷付けてしまう親の言葉があるかもしれません。
親は、言動により一層の注意を払って子どもと接する必要がありますね。

主婦・主夫同士で話していると、話に夢中になってしまいなかなか気付けないんですよね。
そんな主婦・主夫友私にはいませんが・・・・(゚Д゚;)
おわりに

今回は、親が無意識に子どもを傷付けてしまう言葉についてでしたが、いかがでしたか?
私の周りでも、よく子どもを用いた謙遜を耳にするので、「あ、自分してるかも!」という方は多いのではないでしょうか。
私も、子どもを無意識に傷付けないように、言動には注意するよう心がけます。
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