家事や育児で疲れて心に余裕が持てないと、ちょっとしたことで子どもを怒って否定してしまう。
主婦・主夫で、そういう経験がある方は多いのではないでしょうか?
私も過去に何回かやってしまったことがあります。
でも、子どもを頭ごなしに否定して注意したり怒ってしまうと、子どもの自尊心を低くしてしまうかもしれません。。
今回は、子どもの未来を変えることのできる自尊心に関してです。

私も自尊心が低いとよく言われます。
自尊心が低いと、何をするにもなかなか自信を持てないんです。
自尊心とは

そもそも自尊心とは、己を己で認めてあげる自己肯定のことです。
周囲からの自分に対する評価ではなく、自分で自分の考えや行動などを認めて大切にすることでもあります。
自尊心が高ければ、自分に自信が持ててポジティブな思考で行動していくことができます。
また、臆せず何事にも挑戦をする積極的な子にもなります。
しかし自尊心が低い子になってしまうと、自分に自信が持てないので物事に対して消極的になり、怖がりな子になってしまいます。
躊躇ばかりしてなかなか前へ進めない子になるんです。
消極的な子になってしまうと、自信がもてないことから物事への意志も薄れてしまい、本来はできたであろうこともできない子に育ってしまいます。
つまり、子どもの未来の可能性を潰してしまうのです。
それほど自尊心は子どもの将来を左右する本当に大切なものです。
自分で自分を信じて認めれる人は精神面ではとても強いですよね。
子どもの自尊心を低くしてしまう子育て

自尊心が子どもの未来を左右する大切なもの、ということは先ほど書きました。
では、親のどのような言葉や行動が子どもの自尊心を低くしてしまうのでしょうか?
自尊心を低くしてしまう親の言葉
・こんな簡単なことなんでできないの?
・何回言えば分かるの?
・ダメって言ったのになんで分からないの?
・どうしてできないの?
子どもの自尊心を低くしてしまう親の言葉は沢山あると思いますが、今回は上記のリストに挙げた4つについて考えたいと思います。
まず4つの項目を見て何か気付きましたか?
そうです!4つの項目すべて、子どもの行動に対して共感せずに否定的に原因を聞き出そうとしているんです。
一番理解してもらいたい親からは、共感してもらいたいんです。
子どものしたことに対して否定的になってしまうと、子どもはとても悲しい気持ちになります。
怒られないように、失敗しないようにと構えてしまうようになります。
親の顔色ばかりをうかがって、周囲の雰囲気や流れに流され自身の意思を尊重しない子になってしまいます。
例えば、食事中に子どもが飲み物の入ったコップを2回倒してしまった際「何回言えば分かるの?よそ見しないで食べなさい!」と言っていませんか?
普段の家事育児の場面で、子どもが失敗する場面は沢山あります。
その時、頭ごなしに怒ったり注意して否定するのではなく、まずは共感することが必要です。
自尊心を低くしてしまう親の行動
・子どもが話しかけてもスマホ優先で無視
・子どもが抱っこを求めても「今忙しいから!」と後回しにする
・誰かと比較する
言葉だけでなく、親の子どもに対する行動でも自尊心は低くなってしまいます。
例えば、「ねえねえ、ママ!」と近寄ってきてもスマホをし続けて無視したり、「後でねー」といってあしらう。
この行動は、親からは自分の優先度は低いんだと感じさせ、自分に対する価値や肯定感が下がってしまいます。
抱っこの後回しも同じです。
子どもは、お母さんとお父さんの一番でいたいんです。
親の関心の中で何よりも一番の存在でいたいんです。それが子どもです。
私は、過去に抱っこを後回しにしたことがあります。
その時に長男に言われた言葉が「パパ、〇〇(長男の名前)のこと嫌いなの?」でした。
その時期は家事育児で精神的にいっぱいいっぱいで、その言葉で泣いてしまいました。
それからは火を使って調理していても、皿洗いで手が濡れていても作業を中止して必ず抱っこするようにしています。
他の子などと比較することに関しては、結構言ったことがある親は多いのではないでしょうか?
例えば、「お兄ちゃんは3歳で1~30数えれたのに、なんであなたは4歳なのにできないの?」などです。
こんな言われ方をしたら大人でも自信をなくしますよね。
家事育児で忙しいからなかなか難しいですが、子どもはどう思うかを考えて行動する必要がありますね。
子どもの自尊心を育む子育て

子どもの自尊心を低くしてしまう親の言動について書きましたが、では自尊心を高く育てるにはどうすればいいでしょうか。
まずは、子どもが間違ったり失敗したりしても共感から入ることです。
子どもに共感したら、次にすることは注意するのではなく提案することです。
例えば、「牛乳こぼしちゃってびっくりしたね~!ひじがコップに当たらない様に、もう少し奥に移動させてみたらいいかもよ?」みたいな感じです。
否定的なことは言わずに、共感→提案で対応することが大事です。
慣れるまでに、ストレスが結構溜まる方もいると思います。
しかし、育児は我慢比べです。
これは義母に言われたことですが、子どもに根負けしたらダメ。育児は忍耐力が重要とのことです。
分かってはいるけど、慣れるまではなかなか難しいですよね。
でも、否定的な注意をするより子どもの自尊心は確実に育むことができます。
子どもの将来の可能性を考えると、耐える価値はありますよね。
抱っこもそうですが、子どもが甘えてきてくれるのは大体8歳くらいまでです。
8歳からはギャングエイジなので、親よりも友達からどう思われているかの方が気になります。
そう考えると、子どもの甘えを聞くのは結構短い時間ですよね。
なんだか悲しくなりますね。笑

我が家ではスキンシップを大切にしています。
ハグやほっぺのチューは、親子で毎日しています。
次男坊は寝るときに、「love you!おやすみ!」と言ってハグとチューをしてくれます(*´▽`*)
まとめ

今回は子どもの未来を左右する自尊心に関しての記事でした。
いかがでしたか?
今までに、子どもに自尊心を下げるような言動をしていましたか?
当時はなかなか気付けなくても、過去を振り返ってみると気付くこともありますよね。
元気で明るくて、自分に自信を持てるように育ててあげたいですね。

自信のあるイケイケ男になりたいな~と思う今日この頃です。
それでは皆さん、育児家事頑張りましょう!
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