いつか子どもを留学させたいと思っているけど、留学の費用って高いから我が家では無理だと諦めていませんか?
断言します。結構な貧乏でもどうにか留学できます。
私の実家は母子家庭でとても貧しく、食事がありものの米と砂糖だけの時や母が付近の山でとった山菜だけの時もあったくらいです。
そんな貧しい家庭でしたが、私は実際に米国の大学に留学して卒業することができました。
今回は、そんなボンビー海外留学生だった私ことjozmozが、留学の費用を少しでも安く抑える方法を紹介します。
子どもを留学させたいけど、イマイチ留学させる意義が分からないという方は下の記事を先に読んでみてください↓↓
留学費用を安く抑える5つの方法

留学の費用を安く抑える為には5つの方法があります。
それぞれ詳しく説明します。
初めに短期大学へ入学する
留学の費用を抑える方法の一つに、初めから4年制大学へ行くのではなく短期大学へ入学する方法があります。
初めの2年間は短期大学へ行き、その後4年制大学に3年次編入をして4年制大学を卒業するということです。
つまり、短期大学に2年間+4年制大学に2年間通うということです。
私も短期大学から4年制大学に3年次編入して卒業しました。
私の場合、短期大学の授業料は4年制大学の授業料の3分の1でした。
地域や入学先の学校によって学費は異なるので、事前の調査はしっかりとしましょう。
また、この方法を実行する際には地方の短期大学に入学することをオススメします。
地方の短期大学は、都心周辺の短期大学に比べてはるかに安いので(^^♪
4年制大学より短期大学の方が授業料が安いので、留学を考えている場合はこの方法を参考にしてみてください
<この方法を実行する際の注意点>
短期大学から4年制大学へ編入する場合に、短期大学でとった単位が認められない場合もあります。
目標とする4年制大に入学するには、どこの短大のどの単位であれば認められるかを事前にチェックする必要があります。
高いGPA(成績)を維持する
留学の費用を安く抑える2つ目の方法は、良い成績を維持することです。
米国では、成績はGPAといって1.0から4.0で表します。
基本どのクラスでもAグレードを取らないと、GPA4.0にはなりません。
GPA4.0を維持してね!とは言いませんが、少なくともGPA3.5以上は死守しましょう。
高GPAを維持しておけば、次に話すsmart grant(成績が一定以上ある学生がもらえる助成金)など学費の足しにできるものが与えられるからです。
また、成績が良いと大学内でtutor(チューター)として教授の授業を手助けしたり、大学内のlearning center(ラーニングセンター)で他の学生に教科を教えたりして収入を得れます。
これは就労ビザが無くてもできるので、頑張って良い成績を維持しましょう。

パーティーにばっかり行って、勉強サボったらダメですよ!
financial aidやsmart grantなど利用できるものは利用する
次に、応募できる助成金などはなんでも応募して、留学の費用を安く押さえましょう。
助成金はいろんな種類があります。
先ほど説明した、良い成績の学生がもらえる助成金smart grantもそうです。
地域のお金持ちが出している助成金もあれば、元留学生の団体が出している留学生のための助成金、女学生だけのための助成金など色々です。
また、経済的に厳しい学生にはfinancial aid(フィイナンシャルエイド)という学資援助もあります。
しかし、このfinancial aidを留学生に出してくれる大学は少ないです。
大学内で情報を色々探して応募できる助成金は利用しましょう。
留学費用や現地での生活費を少しでも抑えることができます。

私の場合は、米国の永住権を取得したのでdomestic student(ドメスティック スチューデント)といって現地学生の扱いだったのでfinancial aidの恩恵を享受できました。
1学期間にとれるMAXの単位を取る
留学費用を安くする4つ目の方法は、1学期間にとれるMAXの単位を取るです。
例えば、1学期間でとれる最大の単位が20単位と決まっていれば、20単位全て取りましょう。
授業のスケジュールや必須科目などにもよりますが、うまくいけば1学期分早く卒業することだってできます。
1学期分早く卒業できれば、1学期分の授業料も生活費や教科書代等の費用が浮きます。
1学期分の授業料うん十万が浮くのであれば、親はかなり助かりますよね。

1学期間に取れる単位については、もう一つ秘密があるんですよ!
成績優秀者はDean’s Listという学部長のリストに載ります。
そのDean’s Listにのった学生は1学期間に取れるMAXの単位より更に多い単位を取ることが可能なんですよ!

知ってます!
最大20単位とかが普通なのに、23単位分の授業を1学期でうけれたりするんですよね?

そうなんです!
また、deans listに載るほどじゃないけど、今までの成績がそこそこ優秀であれば受けれる単位の上限を上げてもらえたりもします。
そうすれば、卒業を早めることが可能です!
ルームシェアできる友人を早く見つける
5つ目の方法は、ルームシェアできる友人を早く見つけることです。
大学内の寮は大学からも近くて便利なのですが、部屋が狭くて割高です。
アメリカの不動産は賃貸の値上げ傾向にありますが、数人の友人と賃貸を借りた方が寮より安くてかつ広々使えるのでいいです。
私の場合は私を含めて友人3人で3部屋あるアパートメントを借りていたので、1人あたり月々3万円くらいでした。
毎月の固定費が安く済むのは、とてもありがたいです。
寮の場合、すごく狭いのに8万円とかしますから・・・・。
また、寮の場合は学生だらけなので騒がしかったり、共有のシャワー室がカオスだったりします。
フラタニティー(日本でのサークルの様なもの)などに参加したりして、ルームシェアできる友人を探しましょう(^^♪
永住権を取得すれば現地学生と同じ授業料で済む

先ほど紹介した留学費用を安く抑える5つの方法以外にも、留学費用を安くする究極の方法があります。
それが、永住権をゲットすることです。
留学生の場合、現地学生の3~4倍の授業料を払います。
もし永住権があれば、現地学生と同じ授業料になるので留学費用が1/3~1/4におさまりますよね。
しかし、これは究極の方法です。
永住権はそうそう簡単に取得できるものではありません。
米国の場合は年に2回、永住権の抽選に応募することができます。
確率は約1/100と言われています。
数字で見ると意外と当たりそうですが、これがなかなか当たらないんです。
応募するにもいくらかの条件がありますが、応募してみるのもいいと思います。
まとめ

今回は留学の費用を安く抑える方法について書きましたが、いかがでしたか?
実際に貧乏だった私が、留学費用を安く抑えて卒業までできました。
結構な貧乏でも子どもを留学させることはできます。
もちろん、留学する本人の努力も必要です。
できれば、留学前に返済不要の奨学金で留学できることがベストです^^
今回の記事が、留学を考えている方やその親御さんの参考になれば嬉しいです。