こんにちは!
今回はjozmozが主夫になりたい!と思った経緯を説明します。
これから主夫になりたいけど、色々な理由から迷っている方は意外と多いと思います。
私が主夫の道を選ぶ時も、キャリアのことやお金のことでかなり悩みました。
しかし、今現在は専業主婦・主夫として毎日二児の子どもと家事とに向き合っています。
今回の記事が主夫になる判断材料になれば幸いです。
jozmozの現在までの経緯

高校まで熊本で過ごす
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海外大に進学する
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大学で妻と知り合って結婚
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東京で働く
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子どもが生まれる
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夫婦で話し合い、フルタイムを辞めてパートとして勤務し始める
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2人目の子どもが生まれる
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妻の異動で東京から広島へ家族で引っ越し
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3人目の子どもを連れたコウノトリをまっている最中(現在)
簡潔ですが、流れとしてはこんな感じで現在に至ります。

端折りすぎましたね。(^^;)
もっと詳しいプロフィール記事を用意しておきます。
仕事を辞めて主夫になりたいと思った2つの理由

私はフルタイムの仕事を辞めて、今現在は専業主婦・主夫をしています。
私が主夫になりたいと思った理由は主に2つあります。
・心に余裕をもって育児をしたいから
・母子家庭育ちで寂しい思いをしたから
上記の2つが主な理由でした。
それぞれ詳しく書いていきます。
心に余裕をもって育児をしたいから
世の中、共働きで毎日頑張って子育てしている方は多いです。
本当に尊敬しますし、憧れてしまいます。
しかし、私たち夫婦には合わないスタイルだった様で、怒らなくてもいい場面で子どもに怒ってしまうことが多々ありました。
時間に余裕がないことで心にも余裕が持てなくなり、子どもを叱ってしまいそれに対して自己嫌悪になるという繰り返しでした。
主婦・主夫になれば、心の余裕も取り戻せて子どもとしっかり向き合える時間ができると思い主夫になりたい!と思い始めました。
母子家庭育ちで寂しい思いをしたから
私は母子家庭で育ちました。
言葉が悪いですが、元父親は本当にクズでした。
母に暴力を振るったり浮気をしたり、外でも他人に罵声を浴びせたりと、とにかく酷い人でした。
そんな人の子どもと思われたくなくてたまりませんでした。
両親が離婚するとなったときは、正直ホッとしました。
しかし、離婚後は離婚後で大変でした。
母は昼夜問わず仕事を掛け持ちして、1日の睡眠時間が3時間なんてことも多くありました。
そんな状況でも手を抜かず洗濯や食事の用意などをする母をみていると、死んでしまうんじゃないかと心配でたまりませんでした。
母の心労を考えると、学校でイジメられたことや学級費を払うことを担任に催促されていることなど相談することはできませんでした。
家に帰っても、なかなか母とは会えずに寂しくてたまりませんでした。
私の幼少期のことを思い出すと、子どもが家にいるときは私も家にいてあげたいとどうしても思うのです。
辛いことがあったときは、私が家にいてあげてそばにいてあげたいです。
家に親がいるだけで、きっと子どもは安心できると思うからです。
主夫になるときに悩んだこと

先ほどは、主夫になりたいと思った理由を書きましたが、ここからは主夫になる際に悩んだことを書いていきます。
私の場合は、3つの悩みがありました。
・今までのキャリアを失う
・経済的不安
・周囲の目
上記の3つに関して、詳しく書いていきます。
今までのキャリアを失う
キャリアに関しては、主婦・主夫の大きな悩みではないでしょうか。
主婦・主夫になってブランクができると、後々仕事に復帰したい場合や再就職したい場合には不利になってしまいます。
仕事や雇用条件などを選ばなければ仕事は見つかると思いますが、やはりなるべく自身の希望に合う場所で仕事はしたいですよね。
私も、再就職のことを考えてとても怖かったですし、社会に置いてけぼりにされそうで不安でした。
ただ、私は工学部卒でエンジニア経験があり、海外大卒なので英語もできるので再就職はどうにかなるだろうと思い切りました。
親族からは、「考えが甘い!」とかなり厳しいことを言われましたが事実なので仕方がありません。
エンジニアは人手が慢性的に不足している職種なので、それに甘んじた考えになってしまいました。
経済的不安
主夫になることを考える際、お金の悩みも大きかったです。
私の妻は大手企業のエンジニアなので、年収としては結構あります。
しかし、お互いに大学時代の学生ローンがあり、それがかなり家計を圧迫しています。
そうです、あの憎っくき日本学生支援機構(育英会)のローンです。
”支援”というのは名ばかりで、学生たちの今後の人生を借金まみれにするだけの機構です。
支払いが滞り、今までに何人の元学生が機構に訴えられたやら・・・・。
話がそれましたが、学生ローンや食費、医療費、教育費などで毎月しんどいです。
この課題は夫婦でかなり話し合いました。
食費を頑張って節約して、それでもまったく家計が危ない様なら最悪また何かしら仕事をすればいいという結論に至りました。
車も欲しいですが我慢しています。
今現在は地方ですが、すぐに東京へ戻るので車があると邪魔ですし、お金がないので購入していません。
妻がかなりポジティブ思考で楽観主義なので、どうにかなるで片付いてしまいました。笑
周囲の目
周囲の目もかなり気になりました。
私としては不思議な話なんですが、夫が仕事をして妻が主婦だと主婦のことをヒモと呼びません。
しかし、妻が仕事をして夫が主夫だとヒモと呼ばれるんですよね。
これは妻の友人夫婦の考えなのですが、主夫=ヒモとのことです。
この様に、考えが至らない人もまだまだ日本には多くいます。
それが日本を育児後進国とまで言わせている元凶です。
確かに、力仕事をしなければ食べていけない狩猟時代であれば、体力的に男が外で働く方が効率がいいとは思います。
男が外でマンモスや鹿など獲物を狩らなければ食べていけないのですから。
しかし、現代社会で食べていくために力仕事が必ず必要とは限りません。
パソコンを使うデスクワークが多い現代社会で、”男は外で働き、女は家を守る”はナンセンスです。
それに、育児家事こそ力仕事ですよね。
濡れた洗濯物を入れた重い洗濯カゴを2階まで運ぶのも力仕事ですし、スーパーから重い買い物袋を自宅まで運ぶのもキツいです。
ましてや子どもが抱っこを求めるたびに、米袋と同じくらいの重さを抱っこしながら家事をしなければなりません。
こんなにも理解がない国で、主夫を見る周囲の目が気になっていましたが、正直慣れるとそこまで気になりません。
主夫をしていると、他人から心外なことを言われることも多々ありますが、理解のない人は無視するようにしています。
本当に、慣れるしかありません・・・・。

暑い時期に、子どもを抱っこ紐でおんぶしながらの火を使った料理とか、ほんと地獄ですよね。
家事育児に理解が無い人に体験させたいです・・・ホント
終わりに

今回はjozmozに関しての記事でしたが、主夫になった理由や悩みなども兼ねて書いてみました。
主夫になるのも、色々覚悟が必要です。
時には酷い主夫差別を受けることもあります。
しかし、子どもと接する時間が増えるという最高のメリットがあります。
夫を主夫にしたい奥様や、主夫になりたいと考えている方の参考になれば幸いです。
ちなみに、今晩の夕食用に鶏肉と大根のさっぱり煮を作っておきました。
そのことを伝えると、妻も子ども達も「ヤッター!!」と喜んでいました。
こんな些細なことが本当に幸せです。
あ~主夫でよかった(^^)